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品番:k8-2022

5.8号華器 色絵古九谷絵変り / 三ツ井為吉

231,000円(税込)

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商品説明

<約360年続く歴史ある、九谷焼の世界>
九谷焼の特徴は、「呉須(ごす)」とよばれる藍青色で線描きし、「五彩」とよばれる、赤・黄・緑・紫・紺青の5色での絵の具を厚く盛り上げて塗る彩法です。
絵柄は大胆な上絵付けがなされており、力強い印象を与えます。

こちらの商品は贈り物にもおすすめです。

九谷焼の色彩の深みと厚く盛り上げる着彩の、風合いをお楽しみください。

商品詳細情報

商品サイズ 径14.5×高さ17.6cm
箱の種類 桐箱紐通し
作家 三ツ井為吉
三代 三ツ井 為吉

ARTIST 三代 三ツ井 為吉 Kingyoku Nakada

古九谷、吉田屋といった伝統九谷を今に伝える絵付師

初期の九谷焼である古九谷や再興九谷の吉田屋窯の画風を今に受け継ぐ三ツ井為吉。九谷五彩(緑、黄、紫、紺青、赤)を用いた五彩手や、赤を除く4色または3色で器を埋めるように描く青手の上絵は、色彩豊かで美しい。まさに色絵九谷の醍醐味を存分に味わえます。
山水や花鳥風月といった伝統的な絵柄を用いつつも、どこかモダンで洗練された雰囲気があるのも三ツ井為吉の作品の魅力です。

金沢、東京、横浜、大阪、神戸、札幌、松山、博多など、全国の有名百貨店で個展を開催
魅力あふれる伝統九谷を現代に生かした、新しい色絵磁器の研究・制作に励みながら、作品の発表を続けている。

陶歴

1959年
金沢美術工芸大学陶磁器科を卒業後、北出塔次郎教授の助手として師事。
その後、文化勲章受賞者 浅蔵五十吉先生に師事
1960年
現代美術展に「埴輪文様・飾皿」初入選。以後、連年出陳
1961年
(祖父 伝四郎、父 為吉)の跡を継承
1962年
ライシャワー・アメリカ大使に「竹の図・飾皿」を献上
1964年
朝日陶芸展に「壺」初入選。以後、連年出陳
1967年
日本現代工芸美術展に、「情炎」初入選。以後、連年出陳
日展に「山怒る」初入選。以後、連年出陳
1969年
渡欧。以降、研修のために度々、海外旅行を行う
1971年
労働大臣表彰を受ける
1972年
NHKテレビ出演「九谷焼に生きる」
1976年
三笠宮寛仁殿下の御来臨を仰ぎ「早春」をお買い上げ賜る
1979年
推挙により「日本現代工芸美術家協会」の会友となる
1979年大平首相、1982年鈴木首相、1984年中曽根首相が訪中の節、酒杯の制作を拝命
1980年
常陸宮両殿下の御来臨を仰ぎ「市松文様・陶筥」を献上
1981年
ホテルロビーの陶壁「森の詩」を制作
1987年
内閣総理大臣表彰を受ける
1988年
アスラニ・インド大使ご来房「草花文様・花挿」を献上
1993年
三笠宮崇仁殿下の御来臨を仰ぎ「更沙文花挿」を献上
1994年
アメリカN.Y.のSwitzer Galleryにて個展を開催
ロチェスター工科大学で九谷陶芸を講義
1997年
ギャローデット大学客員教授に就任
ワシントンDCのKCCにて個展を開催
2002年
スミソニアン博物館のArthur M.Sackler Galleryにて個展を開催
2003年
タイ国のラチャスダ大学陶磁専攻客員教授に就任
2005年
エドワード・ギャローデット賞を受賞

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九谷焼 日常で楽しめる伝統工芸品
使って良し、贈って良し。
世界に誇るジャパン・クタニ

360年という歴史ある九谷焼。江戸初期に誕生したとされる古九谷の画風は今もなお人気があり、また明治期には庄三風など絢爛豪華な九谷焼が輸出され、ジャパン・クタニとして海外でも高く評価されました。
そして現在。日常使いできる日本の伝統工芸品として進化を遂げた九谷焼は、国内はもちろんのこと、世界中で愛用されています。そんな九谷焼の魅力は、なんといっても多彩な表現です。九谷五彩(緑・黄・紫・紺青・赤)を用いた五彩手をはじめ、赤絵細描や彩釉、釉裏金彩、他にもさまさまな技法・画風があり、和絵具の重厚感や透明感、釉薬がもたらす艶感、上絵の精巧さなど、作品それぞれに独自の美が存在します。
その多彩ぶりは、作家・窯元の数だけ作風があると称されるほど。選ぶ楽しみ、贈る喜び、そして使うたびに愛着が湧く伝統工芸品「九谷焼」。どうぞ末永くご愛用ください。